2015年11月18日水曜日

12月21日判決日 福岡に集結しましょう


この国のよってたつ人権規範が正面から問われている裁判、いよいよ判決が出ます

安永裁判(福岡高等裁判)支援行動へのお誘い


12月21日、いよいよ判決を迎えます。事件が起きて9年目。
「取り押さえ行為の違憲性を明らかにする判決、障害者への理解も深まる判決、健太の無念を晴らす判決を」(お父さま)
「真の共生社会の灯火となるよう判決を切に希望します」(弁護団)

9月14日の結審時、ご遺族のお父さん、全国弁護団からの訴えに裁判傍聴者から思わず拍手が沸き起こりました。

1年9ヶ月におよぶ福岡高裁での審理は、初めて
事件の背景にある「障害への理解」「障害に配慮した対応のあり方」などが論じられました。
全国や九州各地の障害関係者の賛同者、全国の著名人や
幅広い市民の人たちの賛同の声がありました。

いよいよ1221日(月)判決となります。

これから地域で障害のある人が安心して生活ができるのか、
その根幹が争われています。この国のよってたつ人権規範が正面から問われています。

私たちは、「真実を明らかにし、公正な判決」を求めて、最後まで、裁判支援活動を行ないます。
 
 9月の結審時には、374名の人たちが全国から駆けつけました。
前回以上の参加者で、判決をむかえたいと思います。
ひとりでも多くの方の参加を呼びかけます。


安永健太さん死亡事件裁判第5回期日(判決)

   2015年12月21日(月)        

     13時00分 福岡地裁中庭に集合

            整理券発行・抽選の時間は未定

     13時15分 門前集会(福岡地裁前)

     14時00時 連帯集会(中央市民センター大ホール)

     15時00分 裁判(判決)                    

     15時30分 報告集会 *開始時間は、変動あり。



この裁判で、障害のある人の人権を守る砦となる判決につなげるために、
今回の裁判支援への取り組みにぜひご協力ください。


お申込みはこちら


問合せ先:安永健太さんの死亡事件を考える会福岡事務所
FAX 092-567-7788 電話 092-567-7766

2015年11月17日火曜日

支援活動賛同人の細川佳代子さんより

11月9日に東京で行なわれた
「安永健太さん死亡事件の真相を考える関東のつどい」
にもシンポジストで登壇いただいた細川佳代子さんより、
応援メッセージをいただいておりましたのでご紹介します。

細川さんは、ご自身が立ちあげられた「スペシャルオリンピックス日本」の関係で
生前の安永健太さんをご存じでした。
健太さんが亡くなられたことを知ってすぐに、
各方面に確認や働きかけされていました。

日本において障害のある人への理解が広まるよう、
精力的な活動を続けておられます。



以下、メッセージ-----------------------



日本も障がい者権利条約を批准し、法律面の整備は整ってきました。

しかし法律面が整うことと、『現実に障がいのある方たちの権利が守られた社会』とは、

まだまだイコールではない状況にあると思います。


安永さんのこの悲しい事件を皆が真摯に受け止め、二度とこのようなことが起こらない

社会を、私たち一人ひとりの手で創っていくことこそが最も大切なことだと考えます。

 
この事件の裁判が、さまざまな違いを超えた『包み込む社会』創造の

きっかけとなることを心から応援します!


公益財団法人スペシャルオリンピックス日本

名誉会長 細川 佳代子


細川佳代子さん写真
細川 佳代子 さん
 



2015年11月10日火曜日

【写真報告】安永健太さん死亡事件の真相を考える関東のつどい

当日のようす(司会の田中 洋子氏)




11月9日(月)13時より、
東京・憲政記念館講堂にて

安永健太さん死亡事件の真相を考える関東のつどい

~安永健太さん死亡事件はどこにでも起こりうる問題~

を開催しました。


当日資料はこちら


岩手から福岡まで全国から309名が集まり、
いよいよ判決(2015年12月21日)を迎える
安永健太さん死亡事件とその裁判について、
より深く理解し、支援していくことを全会で確認しました。 


アピールはこちら


古賀 知夫氏(安永健太さんの死亡事件を考える会 福岡事務所)











中原 強氏(公益財団法人 知的障害者福祉協会 顧問)


「安永健太さん死亡事件の内容を解く」  藤岡 毅氏(弁護士)


ご遺族から  安永 孝行氏、浩太氏



当支援活動賛同人 柳田邦男氏



シンポジウム
       コーディネーター  藤井 克徳氏(特定非営利活動法人 日本障害者協議会 代表)
        シンポジスト
細川 佳代子氏(公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本 名誉会長)
矢野 久子氏(小平市手をつなぐ親の会)
関哉 直人氏(弁護士)


アピール採択




障害のあるひとが、
地域で一人で歩いたり買い物したりすることについて、
保護者の監督責任を問題とすべきとまで言及されているこの裁判。

このまま判決が確定すれば、
障害のある人が障害のない人と同じように生きる権利がある、
とうたう障害者権利条約(日本は2014年2月19日に発効)
とは相いれない論理が判例となってしまいます。


この11月中に

パンフレット
「知らなかった」ではすまされない ~安永健太さん事件が問いかけるもの
 を広げ、

署名を集めることが提起されました。



多くのご支援をいただきますよう、

よろしくお願いいたします。